蕎麦 桐生庵
オーナー 桐生 辰夫 様
2019年からお付き合いをさせていただいている、あきる野市にある蕎麦の名店「桐生庵」様。当社では、グランドメニュー、季節のメニュー、テイクアウト用メニュー、ポスター等のデザインから印刷までをお手伝いさせていただきました。その際にお世話になりましたオーナーの桐生 辰夫様にお話を伺いました。
私は昔から趣味で蕎麦打ちを行っていて、それを知り合いに食べてもらっていました。評判も良く、残りの人生、好きなことをしていきたいと考え、2016年12月にこのお店をオープンさせました。最初は、建築関係の知り合いから紹介された方にメニューデザインをお願いして使用していましたが、3年経ち経営も安定してきたので、もっと良いデザインに作り替えたいと考え、2019年プロにお願いしたくWebで制作できる会社を探しました。最初は大手の制作会社さんを中心に選んでお話を伺いましたが、お見積以前にプランの提示もなく、やる気があるのかと感じてしまいました。それで大手さんからメニュー制作を専門に行っている会社さんで探してたところ、見つけたのがメニュー制作工房さんでした。直接お伺いして、担当営業の方とお話をしましたが、見せ方や表現方法に関して等、様々なお話をしていただき、メニューデザインに対する経験値が違うなと感じましたね。そして、メニューデザインに対する考え方も私の考えにピタリと合ったので、この会社さんなら良いものを作成してくれると思いお願いしました。
打ち合わせの際に「一番売りたいメニューはどれですか?」と尋ねられたのでお伝えしたのが当店でも値段の高いメニューでした。「それならそれを最初にレイアウトしていきましょう」と言われた時には驚きましたね。レイアウトするのは良いが、そんなにオーダーされないだろうと思っていたからです。しかし実際にメニューが出来上がって使用し始めたら、驚くほどオーダーされるようになりましたね。以前と売れ筋が完全に変わりました。料理の撮影の仕方も素晴らしく、私が作った料理を魅力的に見せてくれています。よく“美味しい料理を作っていればお客様はついてくる”という方がいますが、もうそんな時代は終わったと思っています。メニューデザインにもお金をかけないといけない時代になってきていると思います。メニューデザインが良ければ、それに見合う料理を提供しないといけませんし、メニュー写真と違う貧相な料理を提供したら、お客様は二度と来てくれません。料理人も自分の技術にあぐらをかいていてはいけないと思っています。メニュー制作工房さんは、デザインから撮影、印刷するための紙質の選定、そして印刷までプロとして、より良いものをという姿勢に、私も「負けてられない」と背中を押してもらった感じがしましたね。
通常、お蕎麦屋さんの平均客単価は、1,200円~1,300円と言われています。しかし当店の平均客単価は2,500円。悪くても2,000円。良い時は3,000円になるほどです。
最近はタッチパネルを導入しているお店も増えてきていますが、当店のような小さなお店は、お客様とのコミュニケーションが大事です。そのためにもメニューデザインは重要なツールなのです。これからもメニュー制作工房さんには、色々とご相談させていただき、アイデア溢れるデザインをお願いしたいと考えています。
住所 | 東京都あきる野市油平125-10 |
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電話 | 042-533-2522 |
営業時間 | 昼の部 11:00~15:00(L.O 14:30) 夜の部 ご予約のみ |
定休日 | 水曜日・第3火曜日
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U R L | https://kiriuan-akiruno.com/
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YouTube | https://www.youtube.com/channel/UCs3YSwCPp5utbSDdaLyu9LQ |
公式Line | https://page.line.me/gcs1450k?oat_content=url&openQrModal=true |
公式Instagram | https://www.instagram.com/akikawa_soba_kiryuan/ |
取材・文/原 直哉 撮影/藤本 圭